返報性の原理をセールスで使う際、間違ってはいけないこと(注意点)

返報性の原理(法則)で失敗しないための注意点とセールスでの具体例

返報性の原理を端的に表したイメージ画像01

 

今回もセールスに使える心理テクニックを紹介します。

 

返報性の原理(法則)は、
セールスだけではなく、日常生活でも使えるテクニックですので、
是非参考になさってください。

 

 

上手く活用できるようになると、
金銭面・人間関係を劇的に改善できるので、
まさに人生を変えうるテクニックです。

 

その分、間違った使い方をすると相手から嫌われてしまいますので、
注意点もしっかりと押さえてくださいね。

 

返報性の原理(法則)とは

 

 

人は何かを手伝ってもらったりプレゼントをされると
相手に恩義を感じます。

 

そして、お返しに何かをしてあげたいと思うものです。

 

その心理作用のことを「返報性の原理(法則)」と言います。

 

 

ザックリ言ってしまうと返報性の原理(法則)を上手く使うとは、
相手に恩を売って貸しを作ることで、
自分のお願いを聞いてもらいやすい状況にする
ということです。

 

 

このテクニックを使うことで、
自然に相手の同意を得ることができる
という強力な心理テクニックです。

 

 

行われた実験

 

返報性の原理(法則)についての実験はいくつもありますが、
ここでは藤崎が印象的だと思った実験について1つ紹介します。

 

 

被験者に実験後に換金できる仮想マネーを使ったゲームをさせて、
仮想マネーがなくなった被験者に対し、
仮想マネーを貸した上で以下のように言ったそうです。

 

1.返してもらわなくてもいいですよ。
2.利子をつけて返してください。
3.貸した分だけ返してください。

 

上記の3つのうち、どの言葉に好感を覚えたか確認すると、
3.の「貸した分だけ返してください。」が最も良かったとのことです。

 

1.「返してもらわなくてもいいですよ。」については、
怪しさ・うさん臭さを感じたと同時に、「何かお返しをしないといけない」という
一種のストレス状態になったから、好感度が低かったそうです。

 

 

返報性の原理のメリット

 

返報性の原理は万人に使える心理現象ですので、
これをマスターすると今後の人生が大きく変わってきます。

 

今すぐに思いつくメリットを挙げると以下のようなものですね。

 

<返報性の原理をマスターして得られるもの>
 1.セールス上手になり、お金持ちになれる。
  (アフィリエイト業界でもこの原理を使って数百万単位のお金がザラに動きます。)
 2.人に協力してもらいやすくなる。
  (上司・同僚などに力を貸してもらうくらいは簡単です。)
 3.好きな人が自分のことを好きになる。
  (片思いのあの人を振り向かせるチャンスを作れます。
   簡単とは言えませんが・・・。)

 

  などなど。

 

 

これはかなり大ざっぱに挙げていますが、
返報性の原理をマスターして得られるメリットはそれほど大きいです。

 

 

では、実際に返報性の原理を使っている事例を見てみましょう。

 

 

返報性の法則の使い方(具体例)

 

まずセールス・営業などの観点から見て、
一番身近なところで返報性の原理を活用しているのは、
スーパーやデパ地下での「試食」です。

 

 

タダで食べさせてもらった反面、
何も買わないで立ち去ることに抵抗を感じる方が多いと思います。

 

 

返報性の原理(法則)をセールスに活用している例は
このように数多くあります。

 

 

また恋愛で言うと、
好きな人に「可愛いね」「素敵だね」と伝えることで
相手の意識が変化することがあります。

 

 

両想いなら、そのままお付き合いに発展するかもしれませんが、
片思いの場合は、好意を伝えるだけに留めた方が効果的です。

 

 

「好きだ」という気持ちを伝えるだけにして、
あえて回答を求めないのです。

 

 

そうすることで、相手は気分が良くなり、
好意を抱いてもらっていることに対して一種の借りを感じ、
何らかの「お返し」をしたいという気持ちが芽生えます。

 

これは自分が言われた時のことを想像してみれば
わかりやすいと思います。

 

自分に良いことを言ってくれる人は、良い印象を抱きます。

 

よっぽどのことがないと、
自分のことを好きだと言ってくれる人を嫌いにならないですよね。

 

これが返報性の原理の効果です。

 

 

 

このように先に相手に何かをしてあげることで、
相手に行動してもらいやすくなります。

 

これが最初に紹介した、
相手に恩を売って貸しを作ることで、
自分のお願いを聞いてもらいやすい状況にする
ということなんですね。

 

 

 

注意点・落とし穴

 

このようにお伝えすると一見単純に思えるかもしれませんが、
返報性の法則を使う時には、
気を付けるべき注意点があります。

 

 

上辺だけ学んだつもりになっている人にとっては、
思わぬ落とし穴となり、逆効果となってしまいます。

 

 

ここでは、重要なポイントをお伝えします。

 

それは、
最初から見返りを求めてはいけない
ということです。

 

 

試食をする時にあらかじめ、
「無料で食べさせてあげるから買ってくださいね。」
なんて言ってしまうと、試食する人はほとんどいないと思います。

 

 

恋愛の場合、片思い中の相手に
「キミのこと好きだから、僕のことも好きになって。」
なんてことは、間違えても言ってはいけません。

 

相手は気分を悪くして、逆に嫌われてしまうのがオチです。

 

 

このように
下心丸出しのお願いでは、
「お返しをしてあげたい」という感情を喚起することはできません。

 

 

逆に言うと、
下心が見えないように良いことをしてあげることで、
相手は「何かお礼をしたい」という気持ちになります。

 

 

言い方は悪くなりますが、
あくまで善人を装って相手に良いことをしないといけない
ということですね。

 

 

 

アフィリエイトへの活用

 

ここまで理解できたら、あとは実際に活用していくだけですね。

 

アフィリエイトで返報性の原理を使う場合、
どういう風にすれば効果的なのでしょうか。

 

よく見かけるものを挙げると、
無料レポートなんかがそうですよね。

 

 

できるだけ質の良いレポートを作ることでファンを増やし、
そこから商品の販売につなげていく、という手法ですね。

 

 

 

 

「できるだけ質の良い情報を提供することでファンを増やして、
そこから商品の販売につなげていく」
というやり方ですね。

 

 

質の良い情報を発信している人には自然と人が集まり、
その後の情報にも注意するようになるので、当然の流れだと思います。

 

 

相手のプラスになる情報を提供できた分だけ、自分にもそれが返ってくるので、無料の情報提供にこそ全力を注ぐ必要があります。

 

 

ここに力を注げない人は集客すらうまく出来ないということになるので、
もし心当たりのある方は注意してくださいね。

 

 

今まで無料の情報提供を適当にしていても集客できていたなら、
全力を尽くすことで報酬がアップする可能性が大いにあります。

 

 

改善できるポイントをできるだけ改善し、
自分のベストを尽くすことで報酬は限りなくMAXに近づきます。

 

また、先ほどお伝えしたように、
返報性の原理を使う時は、下心を見せないようにしないといけません。

 

なので、見返りを求めるようなコピーを書いてしまうと台無しどころか、
逆効果になってしまいます。

 

 

間違っても、
「お得な情報を教えるので、
これから送るリンクをクリックして商品を買ってくださいね」
などと言ってはいけません。

 

 

「いやらしさなど微塵も感じられないような気持ちの良いコピー」
を書ければ、自然と報酬は右肩上がりになっていきます。

 

 

自分に自信のない駆け出しの人ほど犯してしまいがちな過ちなので、
十分に注意してください。

 

 

 

ちなみに、藤崎は返報性の原理については知りませんが、
実は気付かないうちに、以前からこの原理を使っていました。

 

なぜかと言うと、アフィリエイトディスカバリーで
この辺のやり方について詳しく述べられていたからです。

 

 

販売者の小澤さんも
意識せずして実践・経験を積むうちに
このような手法に行き着いたのだと思います。

 

 

よくわからないまま返報性の原理を使っていたことは
藤崎的には迂闊(うかつ)でしたが、
それだけ実践的だったんだということを改めて痛感しました。

 

 

藤崎のメルマガ読者さんは行動力・判断力に長けている方が多いので、
既にアフィリエイトディスカバリーを手に取っている方が多いです。

 

この商品は最初の数週間で元がとれる優良教材だったので、
Cyfons と同じくらいオススメしていましたが、
販売者の小澤さんの意向で販売停止とされました。

 

 

 

アフィリエイトディスカバリーは今後、
独立するためのより高度で総合的な商品として生まれ変わるようです。

 

 

つまり、アフィリエイトにフォーカスした教材ではなくなるので、
幻の商品となってしまったわけです。

 

 

数々のトップアフィリエイターがオススメしていた商品ですので、
手にすることができなかった方は非常に残念だと思います。

 

 

特に悩んだ後に手にすることができなかった場合は、
その機会損失はハンパじゃありません。

 

 

稼ぐまでの時間と労力が大幅にカットできるので、
販売価格以上の価値があることは明白でしたので。

 

 

今回の件で
「行動に移せないということは損をすることもある」
ということを学べれば良いのですが、
その点を学べなければ同じ過ちを繰り返すでしょう。

 

 

アフィリエイトディスカバリーよりもオススメしているCyfons は、
まだ手に取ることができるので、後悔しないようにしたいところですね。

 

 

メルマガ発行費用だけでも断然トクなんですが、
「 Word Press のテンプレ」と
「情報発信における基本講座」を受けることができるので、
かなりお得な商品と言わざるを得ません。

 

 

しかも公式ホームページには、
「突然販売停止となる可能性」も示唆されてますからね。

 

 

トップアフィリエイターによる
洗練されたセールスレターを読むだけでも勉強になるので、
チェックしておくことを強くオススメします。

 

>>Cyfons を詳しく見てみる。

 

 

まとめ

 

返報性の原理(法則)を上手く使えると効果抜群ですが、
間違った使い方をすると相手の信頼をなくします。

 

以下のポイントに十分注意して、
失敗してしまわないように、活用してくださいね。

 

<ポイント>
 1.返報性の原理(法則)は相手に貸しを作って、
   お返しとして相手に行動を促すテクニックである。
 2.このテクニックを使う時は、下心を見せてはいけない。
   (見返りを求めていることが相手にバレてはいけない。

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