ザイオンス効果を有効に使い、嫌われ続けることを避けるための心理テクニック

ザイオンス効果で相手の好感度をアップする方法(注意事項・逆効果など)

ザイオンス効果を上手く使った結果のイメージ画像01

 

ザイオンス効果とは

 

アフィリエイトをしていると、
よく「ザイオンス効果」という言葉を聞きます。

 

(ザイアンスの法則・単純接触効果・熟知性の法則とも呼ばれます。)

 

 

「ザイオンス効果」とは、あるものとの接触回数が増えるほど
印象が良くなっていくことです。

 

この心理テクニックを使って相手の懐に入り込むのは絶大な効果があり、
大企業やトップアフィリエイターは当たり前に使っている手法です。

 

知らなかった方は、今ここで押さえておいてくださいね。

 

この記事を読む数分が、
将来獲得できる見込み客を1000人以上増やすことに繋がります。

 

 

また、この記事を読まないと
稼げるはずだった100万円以上の金額を損することになります。

 

 

メリットを増やし、リスクを避けるための数分を
どうか惜しまないでくださいね。

 

ザイオンス効果を使った成功例

 

例えば、何度もテレビでマクドナルドのCMを見ていると
CMのイメージが頭に残りますよね。

 

そして、休日のお出かけ中やドライブ中にお腹が減ってくると
そのイメージが蘇ってきてマクドナルドを探してしまう・・・

 

 

ザイオンス効果とは、そういう効果のことです。

 

 

また、よく知らない商品よりも
いつもよく目にする商品の方が安心して買えますよね。

 

全然見たことがない外国のお菓子や缶詰めより、
日頃からスーパーでよく見るポテチやサバ缶の方が手にしやすいと思います。

 

 

よく知っているもの、親しみのあるものを買いたくなる…

 

 

イギリスのキャサリン妃がウィリアム王子を射止めた方法として有名な
「王子の視界の中にできるだけ入るようにする」
という方法もザイオンス効果の最たるものですよね。

 

 

このようにザイオンス効果は
ビジネスだけでなく恋愛や人間関係など、
色んな局面で使うことができる有効な方法です。

 

 

 

ザイオンス効果の由来(実験内容)

 

ちなみにザイオンス効果を実証したのが
アメリカの心理学者 ロバート・ザイオンス博士です。

 

彼は10枚の卒業アルバムの写真を被験者に見せて
その写真に写っている人の好感度をチェックするという実験をしました。

 

被験者に写真を見せる回数は、
2回・5回・25回に設定されました。

 

その結果、被験者が見る回数が多かった人ほど好印象になったのです。

 

こういう実験結果から単純に、
接触回数が増えることで効果がある=単純接触効果
よく知っている人の方が好印象となる=熟知性の法則
と呼ばれるようになったんですね。

 

 

他にもザイオンス効果は
「文字」・「音」・「画像」にも作用する
ということが実験で明らかになっています。

 

トルコ語、漢字、音、絵(画像)などで実験した結果でも
同様に接触回数が多い対象に好感を抱く結果が確認されています。

 

 

 

意外に知られていないザイオンス効果の限界

 

ザイオンス効果は、対象との接触回数を増やすほど
無限に印象が良くなるというものではありません。

 

毎日顔を合わせる仕事仲間や
学校の友達に置き換えてみるとすぐにわかります。

 

同僚やクラスメートにも苦手な人っていますよね。

 

さらに、好感度が上がり続ける人なんていなくて、
実際には上がったり下がったりの繰り返しです。

 

 

これは言われてみれば当たり前ですよね。

 

このようにザイオンス効果には限界があり、
10回の接触をピークにして、その後は効果が得られない
ということがわかっています。

 

ちなみに藤崎は10回という数字は、
あくまで目安程度に考えています。

 

状況によって、10回よりも少なくしたり
多くしたりするのが良いと判断しています。

 

こういった効果や法則は普遍的な考えであり、
抽象的な部分がかなり大きいと思っています。

 

なので、実験結果で示された回数は
あくまで参考値である、というのが藤崎の考えです。

 

 

実際、あまりにも接触回数が増えたがために
ザイオンス効果が表れないどころか、
逆に作用したという経験が藤崎にもあります。

 

 

ザイオンスの逆効果

 

皆さんは東日本大震災の直後に
流れていたCMを覚えていらっしゃいますか?

 

 

確かACジャパンのCMだったと思うのですが、
何度も何度も繰り返し見せられて、うんざりした覚えがあります。

 

同じように感じた方が多かったみたいで、
ACジャパンには苦情が殺到し、
サイトには謝罪文が載せられたと聞いたことがあります。

 

 

これがザイオンスの逆効果です。

 

単に接触回数を増やせばいいというものではありません。

 

 

相手に不快な思いをさせる行為はダメだということです。

 

(ちなみに「ザイオンスの逆効果」という言葉は、
 藤崎が勝手に使っているだけです。)

 

 

ネットビジネスでも、
しばしばこのザイオンスの逆効果が見られます。

 

 

どんな場合かわかりますか?

 

それはうっとうしいほど届く迷惑メールです。

 

 

出会い系・アダルト系サイトへ誘導するための
あからさまなスパムメールは本当にうんざりしますよね。

 

 

皆さんは反面教師にされていることと思います。

 

藤崎も含め、自分が嫌だと思うことは
相手にしないようにしていきたいものですね。

 

 

こんなことは保育園児に教えることなので、
今さらって感じもしますね。

 

ですが、往々にして人は、
基本的なことを軽んじ、おろそかにするものです。

 

 

 

ザイオンス効果の注意事項

 

ザイオンスの効果は、
接触回数を増やせば好感度を上げることができるというものですが、
使い方を間違えると嫌われる一方になります。

 

 

それは既に述べた「ザイオンスの逆効果」にもつながるのですが、
相手を不快にさせてはいけないということです。

 

先ほどのACジャパンのCMの場合、
しつこすぎる回数を見せられることで嫌いになりましたが、
最初から嫌われてしまうと、嫌悪感が増すだけです。

 

 

最初から嫌われてしまうというのは、
第一印象から相手に不快感を与えてしまう場合などですね。

 

 

初めての人に接する時、
人間は思っている以上に見た目からの情報で
その人のことを判断しています。

 

表情、髪型、服装、体格、姿勢、しぐさ、歩き方、持ち物・・・

 

これらのことを一瞬で判断して
接し方や関わり方を区別しています。

 

人が初対面の人を判断する際にかかる時間は
約5秒と言われています。

 

 

そのため第一印象が悪くて、話した感じも悪ければ最悪です。

 

こういう場合、ザイオンス効果は最初から逆方向にはたらきます。

 

 

つまり、会うたびにその人のことを嫌いになっていく傾向にあります。

 

なので恋愛でザイオンス効果を使おうと思っている人は、
清潔感や仕草には十分気をつけてくださいね。

 

ネットビジネスで第一印象を上げる方法については
また別の記事で取り上げることにします。

 

 

ネットビジネスでの応用例

 

ザイオンス効果をネットビジネスへ活用する場合、
どのような使い方があるのか。

 

一番わかりやすいのがメルマガかと思います。

 

ステップメールを使って適切な時間をあけながら
一定のアプローチをすることで、
読者へ自分をアピールすることができます。

 

 

その際にはもちろん読者に好印象を与え続けるために
良い情報を発信し続けなければいけません。

 

 

他にもオススメの教材や情報・主張などを
何度も繰り返し伝えることで、
読者に受け入れられる可能性がアップします。

 

 

藤崎のメルマガ読者さんには皆無ですが、
新しい教材が出るたびにコロコロと態度を変えて
違う商品をオススメ(アフィリエイト)するのは絶対にやめましょうね。

 

 

このようなやり方をする人が本当に多いのですが、
ザイオンス効果の面で考えても、
セールスの原則に反しているんですね。

 

つまり、稼げないやり方ってことです。

 

 

まとめ

 

では、これまでに紹介したことを簡単にまとめます。
良ければ今後の参考になさってくださいね。

 

・ザイオンス効果は、対象との接触を増やすことで
 好感度・親近感のアップを狙う方法です。

 

・ザイオンス効果は、「文字」・「音」・「画像」にも作用する。

 

・ザイオンス効果には限界があり、
 10回の接触をピークに、その後は効果が得られない。

 

・相手に不快な思いをさせると、ザイオンス効果は逆にはたらく。

 

・ザイオンス効果は使い方を間違えると嫌われる一方となる。
 (第一印象から相手に不快感を与えてしまう場合など)

 

・アフィリエイトでザイオンス効果を狙う場合、
 1つの主張・商品を一貫してオススメすることが大事。

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